個人の財産管理をサポートするウォレットハブというウェブサイトが行なった調査の結果、「2020年アメリカで一番幸福な州」というレポートが発表された。

その中で、ハワイ州がトップのポイントを獲得し、全米で一番幸福な州に選ばれたとフォックスニュースが伝えている。

この調査は、収入や仕事、うつ病率、離婚率などを含めた32項目を調査し、それぞれのポイントを総合したものだ。

ハワイ州の強みは「感情的および肉体的健康」と言う項目と「地域コミュニティと環境」と言う項目で、それぞれ2位と3位となっている。

また、ハワイ州はうつを患う成人が少なさで第2位（第1位はニュージャージー州）、離婚率の低さで第4位（上位から順にユタ州、ノースダコタ州、ニュージャージー州）だが、「仕事環境」と言う項目では全米50州のうち16位だ。

クリーブランド州大学の心理学教授であるボーウェン教授によると「幸せとは、喜びや満足など、すべてのポジティブな感情であり、我々はみんな幸せになりたくて、かつその状況がずっと続くことを願っている。また家族や友人とつながっている感情に大きく左右される」としている。

総合1位ハワイ州、総合2位ユタ州、総合3位ミネソタ州、総合4位ニュージャージー州、総合5位メリーランド州という順だ。

反対に下位となったのは、ケンタッキー州、ルイジアナ州、オクラホマ州、アーカンソー州、ウェストバージニア州となっている。

不思議なことに、ハワイは「十分な睡眠」という項目で全米最下位だそう。