オアフ島では今週中に在宅命令が解除される予定となっているが、ホノルル市からはいまだ正式な再開の予定は発表されていない状況だ。

ビジネスを再開できるのかどうかわからない事業主たちだが、この状況にもはや驚きもないとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

オアフ島とカウアイ島でレストランを営む会社の副社長ディラン・チン氏は「この段階に至っては、レストラン業界の大半の人間はもう何が起こるかという感情さえ感じられないと思う」と言う。

カイムキでタイ料理レストランで働くナタリー・ツゥ氏は「せめて何かしてほしいわ。そうでないなら私たちがわかるような計画、具体的な計画を示してくれないと」と述べている。

先週、ホノルル市議会は新型コロナウィルスの新規感染者数と陽性率をもとにして様々な分野の再開を分類する段階的システムを検討したが、正式には発表されていない。

デービッド・イゲ知事はビジネス再開の目安となるガイドラインを市当局と検討していると言う。

知事は「すべての活動を停止するのは第1段階だが、次の第2段階では感染があるレベル以下に治ったら再開されるだろう」と述べるに止まっており、新型コロナウィルス感染の数値をもとにビジネスを再開したり停止するような厳しい目安を作るつもりはないとしている。