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コナ沖から大量の海洋ゴミ

コナ沖から大量の海洋ゴミ

ハワイ島のコナ沖で行なわれた2度に渡る大掛かりな清掃作業で、海中にどれだけのゴミがあるかを思い知らされたとKHONが伝えている。

ハワイ州国土天然資源局、州立公園、ハワイ野生動物基金など多くの団体が共同で行なった今回の清掃作業では、漁業用網、プラスティックゴミなどがケアワイキからプアコまでのコナ沖で見つかった。

その重さはなんと1,200ポンド(およそ550キロ)だ。

集められたゴミは輸送されて廃棄されるが、一部は研究に利用されることになる。

見つかった大量の漁業用網は珊瑚礁の上ですでにダメージを与えており、プラスティックゴミは海の生物が口に入れると体に被害が出るという。

これらは全て人間が出したゴミだ。

ハワイ野生動物基金の代表であるメーガン・ラムソン氏によると「地域のボランティアと共同で過去17年間で190トンものゴミを回収してきており、カウアイ島では毎月5トンのゴミを集めている」

オアフ島では来年1月から使い捨てのプラスティックは禁止となる予定で、隣島でもこれに続く予定だ。

プラスティックの小さな粒ですら微生物に影響を与え、それを食べる魚に影響が出て、その魚を食べる人間にも影響がある。

ラムソン氏は「海をキレイにして野生動物が健康な状態であることは、野生動物だけでなく人間にも大切なことだ」と述べている。

(日刊サン 2020.9.15)

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