ワイマナロからワイアナエに至るまで、レイバーディの週末のビーチは本当に静かだった。

本来であればこの週末はいつも大人数の人々がビーチに集まるものだが、新型コロナウィルス感染が拡大している今年は全く違うものになったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

カーク・コールドウェル市長による在宅命令では、ビーチで泳いだりサーフィンをすることは許可されているため、家族で海で泳ぐ人々の姿があった。

アラモアナ・ブルバードには路上駐車する車の列が並んでおり、サーフボードをかついて海に行く人々が見受けられ、カイルアビーチも同様にカヤックを持って公園を横切る人々がいた。

マスクをして魚釣りをする人もいて、人々がルールを守っていることがよくわかる光景だったが、在宅命令違反で逮捕者も出ている。

ホノルル警察によると、ワイアナエでは在宅命令違反で男性2名が逮捕された。

マスク着用は人々を黙らせようとする意図があり、人権侵害だと主張している。

2名は計5,200ドルの保釈金を支払って釈放されたが、11月に裁判所に出頭することになる。

男性はスター・アドバタイザーに対して、平和的な抗議活動をして人権擁護を表明したために標的にされたとコメントした。

現在の在宅命令は9月9日までだが、その後についての決定は8日中に発表されると見られる。