アラン・ウォンといえば、ハワイで知らない人のない有名シェフだ。

キング・ストリートにあるアラン・ウォン・レストランはかつてバラク・オバマ元大統領も食事に訪れた有名レストランだが、新型コロナウィルスには勝てなかった。

アラン・ウォン氏は、キング・ストリートのレストランを一時的閉店したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

ウォン氏によると「今回の決断は一時的なもので、近い将来に状況が良くなるまで待ちたい」としている。

有名レストランは開店から25周年を迎えたばかりだったが、8月30日を最後に一時閉店となった。

3月の在宅命令で営業停止をした後にはすぐにテイクアウトを始め、6月に店内飲食を再開したばかりだったが、今回の2度目の在宅命令で経済的に事業を継続していくことが困難となったという。

「多くのレストランが同じような状況だと思う。いつ経済が再開されるのか予想すらできない」

一方、ハワイ地元の有料企業とされてきたハワイアン航空も8月31日に、フライトアテンダントとパイロット合わせておよそ1,000人の一時解雇、及びその他の業務に携わる従業員をおよそ1,000人一時解雇を発表している。

これらの解雇は9月中に行なわれる見通しだ。