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ホノルル 再びロックダウンか?

ホノルル 再びロックダウンか?

816日に新規の新型コロナウィルス感染者が220人に上り、ハワイ州での累計感染者数がついに5,000人を超え、既に治癒した人数をのぞく現在の感染者数は3,161人となったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

この3,000という数字は、州当局が在宅命令を再び発令するかどうかの目安とされていたもので、医療施設の受け入れ人数が限界に近づきつつあることを示している。

16日時点で、143人の感染者が入院しており、うち35人が集中治療室で、25人が人工呼吸器をつけているが、パンチボウルにあるクイーンズ・メディカルセンターでは9人の医療従事者が感染テストで陽性反応となった。

自身が医者でもあるジョッシュ・グリーン副州知事は、817日にデビッド・イゲ知事に対してオアフ島に対する再度のロックダウン命令を出すように要請すると述べた。

既にホノルル市長であるカーク・コールドウェル氏もロックダウンに賛成をしているとみられ、早ければ数日中に発令されると見通しである。

グリーン副州知事によると、ロックダウンの内容については今年3月初めに行われた時と似たようなものになる予想で、必須産業の従事者以外は在宅となることになるが、テイクアウトの食事などは許可されるかもしれないと述べた。

オアフ島以外の島は感染数が比較的抑えられているため、ロックダウンはオアフ島に限られる予想だ。

一方、今回の新型コロナウィルス感染対策を主導しているハワイ州保健省のブルース・アンダーソン局長は現在休職中であり、州の疫病対策トップであるサラ・パーカー博士は感染経路追跡チームのリーダーの地位をおろされ、エミリー・ロバートソン博士とダネット・ウォング・トミヤス副局長が就任した。

ブルース・アンダーソン局長とサラ・パーカー博士は、今回の感染対策に対する不手際を指摘されていた。

イゲ知事の会見には、トミヤス副局長が出席している。

写真:Theodore Trimmer : Shutterstock.com

(日刊サン 2020.8.17)

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