新型コロナウィルス感染拡大で観光が再開されない期間が長引いてきているハワイで経済的に打撃を受けている企業が出始めたとKHONが伝えている。

イルカと遊べるプールがあることで有名なシーライフパークが、州労働局に報告したところによると、3月から一時解雇となっていた55人の従業員を全て7月末で解雇することになった。

シーフライフパークは新型コロナ感染拡大で3月17日から閉鎖となっており、会社が受けている経済的打撃が短期間で終わらずに、今でもまだ先が見えない状況の中では財務状況が改善する見通しが立たないと述べている。

そして、ホノルル港のピア38にあるレストラン、アンクルズ・フィッシュ・マーケット＆グリルは閉店となった。

トローリーバスに乗ってやってくる観光客で賑わっていたピア38で14年間営業していたアンクルズは、ポケ・タワーやフィッシュ・アンド・チップで地元の住民にも観光客にも親しまれた人気のレストランだったが、新型コロナによる経済的な打撃を受けて閉店すると、オーナーであるブルース・ジョンソンさんが述べた。

35人の従業員全ては、営業を継続するパールリッジの店舗へ移動となる。