6月14日午前中、シーサイド・ストリートからカパフルまでのカラカウア通りから車を締め出し、歩行者天国となった通りは、たくさんの自転車や歩行者で賑わった。
これは「オープンストリートサンデー」というプロジェクトで、14日を初日として4回の日曜日午前6時から正午まで、カラカウア通りで行われるイベントである。
新型コロナウィルスによって観光客が激減してしまったワイキキに地元の人々を呼び戻そうという目的でホノルル市が主導するプロジェクトで、カーク・コールドウェル市長も自転車に乗って日曜朝を楽しんだとKITVが伝えている。
コールドウェル市長は「コロナ感染によるシャットダウンでワイキキは大きな打撃を受けているが、ローカルの人々がワイキキに来て、自転車に乗ったり、買い物をしたり、食事をしたりしてワイキキを楽しんでくれれば、ワイキキにあるローカルビジネスをサポートできる」と述べた。
ABCストアのマネージャーであるケビン・パク氏は「カラカウア通りがこんなに地元の人々で賑わうのは2019年4月のハーフマラソン以来だ。最初このプロジェクトには懐疑的だったが、こんなに多くの家族連れが来てくれるとは思わなかった。地元のビジネスに対する大きな助けになり、経済的打撃からの復活に向けての希望となる」と喜んだ。
写真:Andmir _ Shutterstock.com
(日刊サン 2020.6.15)