KCCで医療助手などのコースが無料
カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(KCC)では、医療助手や薬局業務などの医療分野における7つのポジションで新しいキャリアをスタートできるようにと特別な健康教育プログラムを立ち上げた。
通常であればコース授業料は3000ドルにもなるが、今は連邦政府による助成金によってカバーされるために無料となる。
人々が、州内において需要の高い仕事に迅速に就業できるようにという目的だ。
「私たちのコミュニティでは今深刻な失業問題を抱えているが、このプログラムは、多くの人々が良い給与の仕事を確保することができるように支援するものである」とプログラム担当のマーカス・トンプソン氏は述べた。
トレーニングは主にオンラインで行われ、病院や診療所、薬局などで有資格者の人手不足を補うために行われる。
この夏に提供されるプログラムは医療助手、看護師助手、薬局技術者、採血助手、検眼助手、歯科助手、地域医療従事者の育成コースである。
トンプソン氏によると、これらのポジションは現在需要が非常に高く、仕事を見つけるのも容易だ。
カピオラニ・コミュニティ・カレッジでは通常、教室での勉強と実地研修を同時に組み合わせて行っているが、今回の特別健康教育プログラムではまず授業を行い、すぐに就職することになる。
授業料が助成金の対象として無料になるため、受講者は授業終了後すぐ選択した分野で就職することが求められる。
受講資格は、17歳以上で高校を卒業していること、また、週25から30時間の勉強が必要になる。
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(日刊サン 2020.6.01)