ホノルル市長候補者 9名
カーク・コールドウェル市長の任期が満了予定のために、5月27日に最初のホノルル市長候補者によるフォーラムが行われ、9人の候補者が紹介された。
このフォーラムは非営利団体コクアカウンシルによって開催され、新型コロナ対策として90分間のストリーミング配信をFacebook上で行なっている。
候補者は以下のとおり。
- コリーン・ハナブサ氏 元アメリカ下院議員(ハワイ選出)
下院議員の前にはハワイ州上院議員長を務め、新型コロナウィルス感染による危機感から市長に立候補する決断をした。
連邦政府、州、市の全てのレベルを理解し、連携させることができると主張した。
- リック・ブランジャルディ氏 元テレビ局ジェネラルマネージャー
ハワイ・ニュース・ナウを退職して立候補。
大企業を率いた経験とリーダーシップ、及びコミュニティとの連携によってコロナ禍から脱却すると主張した。
- キム・パイン氏 ホノルル市議会議員
市政で仕事をしたことがある唯一の候補者であり、優先事項は取り残されることが多い一般の人々を支援することだと主張した。
- キース・アマミヤ氏 実業家
元高校体育協会の会長であり、現在の危機を乗り終えるためには、新しいリーダーシップと新しい視野が必要だと主張した。
- ジョン・キャロル氏 弁護士、元州上院議員
海上貿易に関する連邦法に対して、ホノルル市民に代わって集団訴訟を起こすことが首長として初めに行うことであり、また、ホノルルでサイクリング競技大会を促進すると主張した。
- チューン・ジェイムズ氏 実業家 活動家
過去12年にわたり優れた政府、透明性、財政的責任についてロビー活動をしてきたが、全く正常に機能していないと主張した。
- ティム・ギャリー氏 引退した実業家 活動家
ホノルル鉄道の問題を指摘し、経済の拡大方向ではなく縮小を考えるべきだと主張した。
- アーネスト・カラバリョ氏 チャイナタウンのコミュニティリーダー
路上生活者の保護を訴えた。
- カール・ディックス氏 金属加工業者
新しい人材の必要性を説き、苦しんでいるホノルル市民のために働くと主張した。
(日刊サン 2020.5.28)