ホノルル市は、2022年より雨水排水料金という新しい料金システムの導入を進めていたが、新型コロナウィルスの感染発生による経済的打撃を考慮して導入の延期を発表した。
雨水排水システムは、道路、駐車場、庭から流れ出た雨水を取り込み、取り込まれた水は処理されずにそのまま直接小川や海に流れ込むようになっている。
これは、家庭や企業から出る汚水が処理プラントで処理された後に、再利用または海に放出される下水道システムとは全く異なる経路のシステムである。
連邦環境保護局は、全ての自治体に雨水流出による汚染を減らすための対策を要求しており、米国とカナダにある2000以上の自治体が既に雨水排水料金のシステムを導入している。
市当局は当初2022年7月からの導入を計画しており、この夏からその資金の設立法案を準備する予定であったが、少なくとも来年までは延期される予定となった。
このシステムは、所有する土地の内、アスファルトやコンクリートなどの不浸透性部分の面積に応じて雨水排水料金を課金するというものである。
芝生や土部分などの浸透性部分については課金されない。
雨水を庭の水やりに再利用するなどの措置を取った分はクレジットとして減免される。
市では、この問題について市民の意見を聞くためにコミュニティミーティングを開催している。
現在は新型コロナウィルス対策としてバーチャル環境で行われている。
参加を希望する場合には、stormwaterutilityoahu.org にアクセス。
(日刊サン 2020.5.26)




