5月14日午後にデービッド・イゲ知事が在宅命令を6月末まで延長すると発表した後、ホノルル市長カーク・コールドウェル氏は会見を行ない、屋外スポーツ施設の一部使用と、ドライブイン方式の宗教サービスを15日から許可すると発表した。

今回の発表は以下のとおり。

• シングルテニス、シングルピックルボールなど1対1で行うスポーツおよび、ヨガ、太極拳など参加者が社会的距離を維持できるスポーツを許可。（マスク着用必須）
• ただし、1対1バスケットボールやチームスポーツは6フィートの社会的距離を維持できないために不可。
• 観客がいるスポーツや青少年リーグスポーツなどは当分の間許可される見込みはないため、施設使用料をすでに支払っている団体には払い戻しが行われる。
• ドライブイン方式の宗教サービスを許可。宗教的行事が行われている間中、車内に留まり、車の中には居住を同じくする人間のみが同乗できる。（食品、飲料と共に冊子や紙なども含め何らかの配布は不許可）
• 違反者には最高5000ドルの罰金、最高1年の禁固の可能性がある。

また、コールドウェル市長は、6月5日からオアフ島のレストランの屋内での食事を許可するようイゲ知事に要請したが、知事は中程度リスクのビジネス再開として、屋内レストラン、美容院、理容院を例としてあげたものの、具体的な再開日については言及しなかった。

レストラン再開については、テーブルが6フィート離れている必要があるため座席数の制限がされるとともに、マスク着用が義務付けられ、食事の時のみマスクを外すことになる。