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ワイキキ地区 ロックダウンを利用して大規模工事進む

 新型コロナウィルスの感染拡大を封じ込めるために観光事業が封鎖され、ワイキキにほとんど人がいない状態になった今を絶好の機会として、ワイキキでは様々な建設や工事が行われようとしている。

 

 通常では困難な工事も人通りがない今ならば問題なく進めることができるということで、まず州当局はロイヤルハワイアンの浜の護岸置換工事を進めるよう通知を出し、アラワイ運河の浚渫工事とともに運河の壁の復旧工事もすでにマッカリー・ストリートとカラカウア・アベニューの間で始まった。

 

 ホノルル市と地元ロータリークラブとの官民プロジェクトでもあるセンテニアル・パークでも作業が進められている。 その中でも大きなプロジェクトは、ワイキキビーチマスター計画である。

 

 昨年州議会はクヒオビーチの浸食防止のためのプロジェクトとして1300万ドルのワイキキビーチ基金を可決した。

 

 これは1000万ドル規模のワイキキビーチマスター計画とともに、1927年に建設されたシェラトン・ワイキキとロイヤル・ハワイアンホテルの間の護岸置換工事も含まれる。

 

 人工ビーチであるワイキキビーチの1万2000立方平方フィートの砂を入れるプロジェクトもその一部だ。

 

 ワイキキ地区選出の州上院議員であるシャロン・モリカワ氏は、「今は道路を工事のために封鎖しても渋滞が起こらないため、これらのプロジェクトを進めるのに良い機会だ。ワイキキは将来のために色々な計画が必要だ」と述べた。

 

(日刊サン・週間ニュースダイジェスト・ 2020.4.17)

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