アメリカのIT大手アップルが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国と香港、台湾以外の世界各地にある全てのアップルストアを、3月27日まで休業すると発表した。オンライン販売は続けるとしている。
ハワイのアップルストアも15日から休業している。
一方、すでに休業措置をとっていた中国や香港、台湾のアップルストアについては現地の感染の勢いが落ちているとして、全ての店舗で営業を再開している。
アップルのクック最高経営責任者(CEO)は声明の中で、新型コロナウイルス対策として1500万ドルを寄付。新型コロナウイルスに感染した人の治療を助けたり、感染拡大による経済や地域社会への打撃の緩和を支援したりするという。
(写真・文 奥山夏実)
(日刊サン 2020.3.18)