先日ハワイ州内にある「アウトバック・ステーキハウス」3店舗が閉店し、同チェーン店は州から撤退したが、州は、同社のギフトカードを購入した、または未使用のハワイの消費者に返金を求めるよう促している。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、商務省消費者保護局は、アウトバック・ステーキハウスのハワイ全店舗が閉鎖されたことにより、現地で使用できなくなったギフトカードを持っている人は早急に対応する必要があるとしている。同局のエグゼクティブ・ディレクターであるモリアーティ氏は、「ギフトカードに関する重要なガイドラインは、できるだけ早く使用することだ。なぜなら、店舗が閉店したり倒産したりした場合、消費者が未使用残高を取り戻す手段はほとんどない可能性があるからだ」と述べた。
モリアーティ氏は、今回の倒産により影響を受けた消費者が返金を求めるための期限はないものの、これらのギフトカードを保有している人に対し、速やかに請求手続きを行うことを強く勧めている。
アウトバック・ステーキハウスの親会社である「ブルーミン・ブランズ」社は、2023年に米国内外の41店舗を閉鎖すると発表した。その直後、ハワイカイとキヘイのアウトバック・ステーキハウスが閉店した。2月18日(日)には、残りのカポレイ店、ワイピオ店、コナ店が突然閉店した。
残高が確認された有効なギフトカードの返金手続きを開始するには、ハワイの消費者はEメール([email protected])でブルーミン・ブランズ社に連絡し、ギフトカードの表と裏の画像、フルネーム、完全な郵送先住所を伝える必要がある。また、返金リクエストのEメールを送信する際は、消費者保護局の調査官であるパム・キー氏のEメールアドレス ([email protected]) を含めることが推奨されている。
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画像:outback.com
(日刊サン 2024.3.7)