米国食品医薬品局(USFD)の発表によると、未確定量の生ハムなどの食肉加工品がリコールになっているとKHON2が報じている。
米国農務省(USDA)食品安全検査局(FSIS)の発表によると、「フラテッリ・ベレッタUSA」社は、イタリア、スイス、フランス産の豚肉コールドカットであるコッパの加工が不十分な可能性があることから、調理済みミート・シャルキュトリ(食肉加工)製品の一部をリコールしている。FSISによれば、これにより食中毒病原体が混入した可能性があるという。
リコールの対象となる製品には、USDAの検査マークの内側に「EST.M47967」または「M7543B」と記載されている。これらの製品はアメリカ全土の小売店に流通していた。
リコール対象製品のリストはこちら。
https://www.fsis.usda.gov/sites/default/files/food_label_pdf/2024-02/Recall_Labels_006_2024.pdf
複数州にわたるサルモネラ感染集団発生の調査の一環として、FSISは米国疾病予防管理センター(CDC)と協力し、リコールされた製品は加工が不十分である可能性があると判断した。現在、サルモネラ検査で陽性反応が出た製品が集団発生に関連しているかどうかの調査が進行中となっている。
ニュージャージー州マウントオリーブにあるフラテッリ・ベレッタUSA社は、サルモネラ菌汚染の可能性により、今年1月から複数のシャルキュトリ製品のリコールを行っている。FSISによれば、サルモネラ菌は汚染された製品を食べた6時間から6日後に下痢、腹痛、発熱を引き起こす可能性があるという。消費者はこれらを食べず、捨てるか購入先に返品するよう呼びかけている。
このリコールについて質問がある場合は、ブッセート・リコール・ホットライン(866-552-4916)まで電話でお問い合わせを。
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画像:cdc.gov
(日刊サン 2024.2.15)