コナ国際空港にて合成オピオイドのフェンタニルが大量に発見され、所持していた男性が逮捕されたとKHON2が報じている。
ハワイ島警察は、2日(金)、フェンタニルの疑いのある薬20グラム以上を持ってアメリカ本土からハワイ島ケアホレのコナ国際空港に到着した35歳の男性を逮捕した。容疑者が機内から降りようとしていたところをハワイ警察エリアII副署員と国土安全保障捜査タスクフォース捜査官が取り押さえた。
警察当局は容疑者の所持品を調べる承諾を受け、そこで末端価格1万2000ドル(約177万円:148円/ドル換算)以上と見られる21.7グラムの粉末フェンタニルの疑いがあるものを回収した。
米国麻薬取締局(DEA)によると、フェンタニルの致死量はわずか0.02ミリグラムとされている。
35歳の男性は裁判所命令の保釈条件に違反したとして逮捕された。警察は男性を麻薬所持と保釈違反で逮捕・起訴した。そして、2日(金)の午後7時ごろ、当局はこの男を保釈違反と危険薬物の第2級販売促進罪でそれぞれ1件起訴した。
5万2000ドルの保釈金が設定された容疑者は現在拘留中で、5日(月)朝のコナ地方裁判所に出廷予定となっている。
警察は、フェンタニルやその他の違法薬物について、警察署の24時間ホットライン(ヒロは808-934-8423、コナは808-329-0423)に匿名で情報を提供することを強く奨励している。
シェアする
画像:instagram.com / genkialawaiproject
(日刊サン 2024.2.5)