州福祉局（DHS）は、2024年・2025年度の就学前教育費用補助プログラム「プリスクール・オープン・ドアーズ（POD）」の対象年齢を3歳児からに拡大し、対象者の総所得制限を引き上げると発表した。3歳または4歳児を持つ家庭で、プリスクールの学費の援助が必要な場合、例年は所得超過であった家庭でも、受給資格が得られる可能性があるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

PODプログラムの受給資格を得るには、2025年・2026年度または2026年・2027年度にキンダーガーテンに入学できる子ども（2019年8月1日から2021年7月31日までに生まれた子ども）でなければならない。

DHSによると、受給資格は経済的に恵まれない家庭が優先され、補助金が支給された場合、394の州認可プリスクールまたはグループ保育施設のいずれかを利用することができる。

PODは、現在、州全体で740人以上の子どもたちにサービスを提供しており、プリスクールの授業料の補助金支給を行なっている。同局の目的は、低中所得世帯に、キンダーガーテン入学前の最長2年間、子どもをプリスクールに通わせる機会を提供することにある。プリスクールやその他の早期学習の機会は、子どもたちが必要なスキルを身につけ、学校入学の準備をし、生涯の成功への道筋を描くのに役立つとされている。

PODプログラムの申請期間は、16日（火）から3月28日（火）まで。オンラインまたは書類を郵送・FAX・Eメールで提出することができる。補助団体「PATCH」のウェブサイトpatchhawaii.orgにアクセスするか、電話808-791-2130または1-800-746-5620（トールフリー）に連絡し、申請書を請求することができる。また、PATCHは各家庭にとって最適なプリスクールを探す手助けもしてくれる。

各プログラムの詳細やオンライン申し込みはこちら。
https://childcaresubsidyapplication.dhs.hawaii.gov/