連日の大雨が原因で、パリハイウェイの一部で地滑りが発生し、現在、同ハイウェイが通行止めになっているとKHON2が報じている。
地滑りが発生したのはトンネルの出入り口付近で、道路は現在、山の斜面から流出した泥や木々などの瓦礫で塞がれた状態になっている。州運輸局(DOT)のエド・スニフェン局長は、「作業員らは20日午後1時過ぎに現場に到着した」と述べた。
通行止めを受け、カメハメハ・ハイウェイのキャッスル・ジャンクションに迂回経路が設置されたほか、代替経路としてH-3やリケリケ・ハイウェイの利用も可能。 DOTによると、瓦礫の撤去作業や道路に面した斜面の安全確認のため、パリ・ハイウェイの再開は週明けになる見込みだという。
パリ・ハイウェイでは、2019年2月にも大規模な地滑りが発生し、その後約1年間にわたり該当区間が通行止めになった。その間、斜面の修復と崩落防止バリケードの建設などが行われ、費用は約8600万ドル(約122億円:142円/ドル換算)に及んだ。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.21)