オアフ島リーワードで凶悪犯罪が増加する中、ワイアナエ・コースト総合医療センター(WCCHC)の救急部では、人工知能(AI)による武器検知システムを導入したとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
このシステムはイボルブ(Evolv)と呼ばれるもので、AIを搭載したセンサーで武器を検知することができる。このシステムに加え、最近、専門のセキュリティ委員会を結成し、メインキャンパスの入り口に警備員が配置されるようになっている。
WCCHCのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるニック・ヒュギー氏は、「WCCHCのセキュリティーへの投資は、単に先端技術への投資というだけでなく、当施設のドアを通るすべての人の幸福へのコミットメントでもある。私たちは、患者、従業員、地域社会にとって安全な医療環境を作ることに全力を尽くしている」と語った。
イボルブ・システムを含むWCCHCの新たな年間追加セキュリティ費用は約40万ドルにのぼる。
この投資は、センター全体のセキュリティ強化を目的とした一連の強固な安全対策の一環であるという。
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画像:stock.adobe.com / Framestock
(日刊サン 2023.12.13)