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【ハワイニュース】道路の穴、苦情が増加 ホノルル

先週はコナ低気圧によりハワイ各地で大荒れの天気となったが、オアフ島では大きな洪水は報告されなかったものの、大雨のために島中で道路に穴が開いたり、穴を埋めていた詰め物が外れるなどの被害が出ているとKHON2が報じている。

ホノルル市によると、先週は電話とオンラインで11件の穴埋め依頼があったが、今週は、24件の電話と29件のインターネットによる連絡があったという。地域ごとの内訳は、ホノルルが最も多い26件で、カイルア・カネオヘが15件、パールシティ・ワヒアワが11件、ライエが1件だった。

また、オアフ島の州道に関して州に寄せられた苦情は16件で、嵐の前の先週より6件多かった。

ドライバーは道路の穴に注意する必要があり、穴によって深刻なダメージを受ける可能性がある。「K&Yオートサービス」のオーナーであるフランク・ヤング氏は、「穴が水で覆われて見えにくくなっているため、この時期からタイヤが穴に当たってしまうようになる」と語った。同氏は運転中、ハワイカイ地区で大きな穴にぶつかり、時速5マイルしか出していなかったにもかかわらずサスペンションにダメージを受けたという。

州運輸局(HDOT)のエド・スニフェン局長は、「嵐の小康状態である今、システムを点検し、通常の岩盤崩落や穴がある場所を確認し、さらに雨が降った場合に対応できるよう対処を進めている」と説明した。

HDOTは州全体で大規模な舗装プロジェクトを実施しており、過去に使用されたアスファルトよりもはるかに長持ちする新素材を使用している。スニフェン氏は、新しい舗装道路の豪雨時の状況について、「とくに2019年以降に修繕を行った地域では、本当によく持ちこたえた。より優れた技術と新しい材料を使用しているからだ」と語った。表面的な舗装のみを新しくするのではなく、地盤の構造から変えることで道路舗装が長持ちし、さらに新素材を使用することで、これまで7年から10年ほどだった耐用年数が、25年から30年になることが実証されているという。

なお、道路の衝突によって車が破損した場合は、その場所が市道か州道かを調べ、穴と車の写真を撮り、どこで起きたかをメモして苦情を申し立てることができる。

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画像:stock.adobe.com / bilanol

 

(日刊サン 2023.12.4)

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