ハロウィンまであと少し。今年ハワイではお菓子の量が減り、コスチュームにお金をかける傾向が予想されているとKHON2が伝えている。今年はお菓子の数が少ないかもしれないので、子どもたちは早めにトリック・オア・トリートに出かけたほうがよいかもしれないーー。全国的な調査によると、ハロウィン参加者の半数は今年もお菓子に使う予算は例年同様だが、価格が上がっているため買う量は減るだろうと言われている。
リテール・マーチャンツ・オブ・ハワイの代表であるティナ・ヤマキ氏は、「砂糖の価格が上昇し、製造業では誰もが賃金の上昇を望んでいるため、これらの要素がお菓子の価格に影響を及ぼしている」と語っている。世界的な異常気象により洪水や干ばつが多発しているため、砂糖の生産量が減少しているのだ。
なお、同調査によると、ハロウィンのお菓子を購入する人の半数は、お菓子に25ドル以下を費やしているという。
また、全米小売業協会(National Retail Federation)の調査によると、消費者は装飾品やコスチュームに例年より多くの出費を予定している。実際、調査によると、今年は70%の人が仮装をする予定だという。
ハワイで人気のコスチュームは、男性用と男の子用の「鬼滅の刃」、「ハリー・ポッター」、「ウルヴァリン」、「スパイダーマン」、「リトル・マーメイド」、「ウェンズデー・アダムス」などだ。
パーティー・シティ・ホノルルの副社長であるアンドリュー・シャム氏は、「注目されている人気のマスクは、『スクリーム』のゴーストフェイスのマスクで、キラキラ光る、またはラインストーンのマスク。アメリカ本土でこのマスクを手に入れられる場所は少なく、入荷するとすぐに売り切れてしまう」と語っている。
シャム氏によると、ビジネスはかなり回復しており、去年よりもずっと混雑している日もあるという。同氏は、「今年はハロウィン直前のラッシュになると思うので、コスチュームの在庫があるうちに早めに買いに来ることをお勧めする。そのほうが行列に並ぶこともないしね」と説明した。
「バービー」は今年も大人気と予想されるが、バービーのコスチュームよりも、アクセサリーのほうが充実し、見つけやすいため、アクセサリーを中心に自分のバービー・コスチュームをコーディネートするのもひとつの手段だ。
ハリー・ポッターのハンギング・ライトはすぐに売り切れた。パーティー・シティ・ホノルルでは「エクソシスト」の5フィート(約1.5メートル)の吊り下げ人形が限定販売されるが、すぐに売り切れることが予想されている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.11)