【世界のこぼれ話】サポートアニマルのワニが球技場で入場拒否 ペンシルベニア州
メジャーリーグの「フィラデルフィア・フィリーズ」のとあるファンと、そのサポートアニマルのワニは、フィリーズがピッツバーグを迎え撃つ試合の観戦に出かけたところ、スタジアムで入場拒否に遭ってしまったとAP通信が伝えている。
ペンシルバニア州ジョンズタウンに住むジョーイ・ヘニーさんは、感情サポートアニマルとして、アリゲーターの「ウォーリーゲーター」とともに行動している。ウォーリーゲーターは、インスタグラムやTikTokといったソーシャルメディアでも大きな存在感を示している。
スポーツラジオ局のホスト兼レポーターを務めるハワード・エスキン氏のソーシャルディアには、27日(水)にシチズンズ・バンク・パーク球場の外で、ウォーリーゲーターの名が記されたハーネスとリーシュをつけたワニの画像とともに、「冗談みたいだ。今夜、あるフィリーズのファンが、『介助動物』を連れて試合を観戦しようとしていた。アリゲーター! そう、ワニだ。こんなの見たことがないけど、これがそうだよ」とコメントが投稿されている。
シチズンズ・バンク・パークのサポートアニマルに関するポリシーは、フィリーズの公式サイトに、「盲導犬、介助動物、訓練中の介助動物を歓迎する。それ以外の動物は禁止されている」と掲載されている。
ヘニーさんは昨年、フィラデルフィア・インクワイアラー紙の取材に応じ、ウォーリーゲーターはうつ病と闘う彼を助けており、「ハグをするのが好きなんだ」と語った。また、このワニが人を噛んだことはこれまでに一度もないという。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.9.29)