40年以上刑務所で服役していた連続レイプ犯に、仮釈放が決まったとKHON2が報じている。
ジョン・フロイデンバーグ受刑者は、1980年代にマノアで16人の女性に対しレイプおよびレイプ未遂を犯した。彼は仮釈放の可能性がある終身刑を宣告され、26年前に仮釈放の資格を得て以来、毎年仮釈放審問でその可能性を否定されてきた。
フロイデンバーグ受刑者は仮釈放委員会に対し、「今の自分は35年前の自分ではない」と語った。
しかし、被害者の一人は、仮釈放が決定したことについて失望した。彼女は、「この性犯罪者がいかに危険で、強迫観念が強く、自制心がないかは個人的によくわかっている」と言い、他の公聴会での証言から、同受刑者は更生していないと確信していると付け加えた。
「彼は再犯すると思う。これはレッドフラグであり、非常に危険なことだ。彼は非常に危険な人物であり、私たちのコミュニティに出てくるべきではない」と、被害者の一人は主張している。
フロイデンバーグ受刑者の弁護士であるマイルス・ブレイナー氏は、「つまり、フロイデンバーグ氏は40年間非行がなく、模範的な受刑者だったということだ。彼は長年にわたって多くのスキルを身につけた。彼は電気技師になった」と語った。
ハワイ仮釈放局の責任者は、声明にて、「ハワイ仮釈放局は、この決定を軽々しく受け止めてはいない。フロイデンバーグ受刑者の釈放は注意深く見守られるだろう」と述べた。
なお、釈放日は未定となっているが、釈放後は電子監視下に置かれ、性犯罪者として登録されることになる。
性虐待治療センターは、州司法長官のウェブサイトにて、自分の住んでいる地域に性犯罪者がいるかどうかを調べることができると指摘している。また、ハワイの性犯罪者検索モバイルアプリもあり、ユーザー登録をすることで性犯罪者が自分の地域に移動したときにアラートを受け取ることができる。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.9.27)