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【ハワイニュース】スカイライン 無料の5日間で7万人以上が乗車

630日(金)から運行がスタートしたホノルル鉄道「スカイライン」は、74日(火)までの5日間の無料期間中の利用者数71000人以上にのぼったと発表した。

ホノルル・スター・アドバタイザーによると、有料での運行初日となった5日(水)の乗車率は間もなく発表される予定だという。5日(水)の正午、アロハスタジアムの向かいにあるハラワ駅の駐車場は、現在の鉄道駅の中では最大の580台分のスペースがあるが、約半分が埋まっていた。週末に満員電車に乗った乗客よりもはるかに少ない人数を乗せ、電車は到着し、出発した。

今回開通したのは、イースト・カポレイからハラワまでの11マイル(約17.7km)の線路と9つの駅を含む第1区画だ。運行初日、一般向けに開放されたのは4時間で、8942人の利用があった。乗客は、道路の渋滞を避けられる利便性とともに、見たことのない高架のマウカ(山側)とマカイ(海側)の景色に感嘆の声を上げた。また、予想外の揺れや駅での停車や発車に不満を漏らす人もいた。

乗客数は、1日(土)には14216人、2日(日)には17500人と増加していき、祝日の4日(火)には18108人に急増した。なお、乗客数は、630日(金)は市の職員が手持ちのカウンターを用いて推定したもの、71日(土)〜4日(火)は、HOLOカード利用者が鉄道のゲートを開くためにタップした回数に基づく実際のデータだ。

鉄道プロジェクトの建設を引き続き監督するホノルル高速輸送公社(HART)のロリ・カヒキナ最高経営責任者(CEO)兼エグゼクティブ・ディレクターは、無料乗車という初期の「興奮」が、有料乗車開始とともに落ちるかもしれないと予想するのは自然なことだと語った。

ホノルル市交通サービス局(DTS)は、1日平均8000人から1万人がスカイラインに乗車すると予測している。

DTSのジョン・ノウチ副所長は5日(水)に発表した声明で、「乗客すべてを歓迎し、当局の高品質なザ・バスやハンディ・バン・サービスと組み合わせることで、スカイラインの迅速で効率的、そして持続可能な信頼性を体験してもらえることを誇りに思う。無料期間中の旺盛な需要は、住民や旅行者が最新の大容量交通手段を知りたがっていることを示している。最初の計画から先週のグランドオープンに至るまで、55年の歳月を費やしたプロジェクトだが、現在そして将来にわたって、すべての人のために待望のサービスを開始できることを光栄に思う」と述べている。

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写真:日刊サン

 

(日刊サン 2023.7.6)

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