ホノルル警察(HPD)は、夏の期間、前もって計画を立て、飲酒をしている場合は運転しないよう呼びかけている。
ホノルル・スター・アドバタイザーによると、HPDは、7月1日(土)から8月31日(木)まで、オアフ島内各所に飲酒運転検問所を設置する。HPDのニュースリリースによると、この期間には独立記念日とステートフッド・デーが含まれるが、両祝日に限定されるものではないという。
HPDは年間約2500人のドライバーを飲酒運転で検挙している。検問は、人命を救い、交通事故を減らすためのHPDの継続的な努力の一環だ。
HPDは、飲酒運転をしないことと併せて、飲酒の法定年齢が21歳であることを一般市民に呼びかけている。未成年にアルコールを飲ませることは軽犯罪にあたり、1年以下の懲役に処せられる可能性がある。
現在HPDは、連邦政府の飲酒検問プログラム「52/12」の一環として、2022年9月から毎週、飲酒運転検問を実施しており、2023年9月まで継続する予定となっている。
HPD交通課のステイソン・タナカ少佐は、「道路の安全はすべての人の責任であり、すべての人に飲酒運転は控えるよう警告している」と述べ、酒に酔っている場合は、代行運転サービスやライドシェアを利用したり、帰宅せずに一晩過ごすなど、別の交通手段を利用するようアドバイスしている。「飲酒運転で逮捕されて罰金や弁護士費用を払うより、そのほうがずっと簡単で安上がりだ。最も重要なことは、あなたが飲酒運転を選んだために自分や他人の命を危険にさらすよりも、安全だということだ」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.30)