7月1日(土)より、ハワイ住民は、ハナウマ湾自然保護区に予約なしで行けるようになるとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
これまでは、ハワイ住民の場合、午前9時までは予約なしで湾に入ることができたが、それ以降はウォークインチケットを入手するか、州外からの来場者と共にpros.hnl.infoでオンライン予約をする必要があった。
ホノルル市公園レクリエーション局(DPR)によると、7月より、スタッフの増員により、ハワイの運転免許証や学校のIDなど、有効な写真付き身分証明書を持つハワイ住民は、水曜日から日曜日の午前6時45分から午後1時30分までの営業時間内は、無料でハナウマ湾に入場することができる。
なお、午後1時30分の入場が、閉園時間前に入園して必要なビデオを見ることができる最後の回となる。ハナウマ湾は午後4時に閉鎖され、ビーチはその30分前に撤収される。月曜日と火曜日は定休日だ。
DPRのローラ・H・ティエレン局長は、ニュースリリースにて、ハナウマ湾を訪れるハワイ住民が増えていることを嬉しく思うと述べ、「2021年4月にオンライン予約システムを開始して以来、2021年夏に予約不要のアイデアを試すなど、地元の人々をハナウマ湾に呼び戻すさまざまな方法を試みてきた。このアイデアは好評だったが、オンラインシステムを利用しないビジターの増加に対応するため、スタッフの増員が必要だった。今後これらの人々を雇用し、このポリシーが恒久的なものになることを願っている」と語っている。
ハワイ住民にとって来場しやすくなったものの、ハナウマ湾の一般向け駐車場は、約280台分しかないため、注意が必要だ。
なお、ハワイ住民以外の一般料金および予約に変更はない。現役軍人は身分証明書を提示すれば入場無料となるが、事前予約が必要となる。また、滞在資格にかかわらず、自然保護区に向かう前に、すべての来場者は教育と安全に関するビデオの鑑賞が義務付けられている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.27)