州保健局(DOH)はワイキキのクヒオ・ビーチに高濃度バクテリア警報を発令したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
21日(水)に行われた定期検査で、同局のクリーンウォーター部門は、100ミリリットルあたり408という基準値を超えるレベルの腸球菌を検出した。レクリエーション水域の基準値は100ミリリットルあたり130。
DOHによると、この数値の上昇は、バクテリア、ウイルス、原虫、寄生虫などの有害な微生物が水中に存在する可能性があることを示しているという。なお、数値上昇の原因はまだ明らかになっていない。
DOHは警報の中で、「このビーチは歴史的に許容基準値を満たしており、糞便汚染の原因もわかっていない」と述べ、最初のサンプル(採取した海水)の「代表性」が不確かであるため、クヒオ・ビーチの海水を再検査していることを明らかにしている。
再検査の結果に基づいた最新情報は、ウェブサイトにて確認することができる。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.22)