ダイヤモンドヘッド州立公園のハイキングコースが、水道の不通により、急きょ11日(日)に閉鎖を余儀なくされたが、12日(月)には再開されたと州土地自然資源局(DLNR)が発表した。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、この断水は破壊行為によって引き起こされたという。11日(日)の午前8時までにトイレや洗面台、飲料用の給水器など、公園内の施設に水が流れなくなったため、DLNRはその日のうちに公園を閉鎖することを決定した。
公園のビジターセンターのマネージャーであるマット・マッコネル氏は、公園閉鎖の判断は難しいものだったとし、「多くの人がダイヤモンドヘッドを訪れたいと願っている。象徴的なランドマークであり、最も多くの人が訪れる州立公園だ。その日のうちに閉鎖するという厳しい決断を下し、何百人もの来園者を追い出さなければならなかった」と述べた。
4日(日)、ダイヤモンドヘッドの斜面下にあるホームレスの野営地にて、ホースで水が吸い上げられているところを州当局が発見した。ホースは撤去されたが、この破壊行為により重要な設備が破損された可能性があると考えられている。
修理完了後、12日(月)には公園が再開された。なお、同日は約2000人がハイキングを申し込んでいる。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.12)