今月、この10年間で初めてハワイの公立学校の給食にフレッシュポイが登場することになったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ポイを学校給食に採用する動きは、地元の農家を支援しながら、生徒への地産地消メニューの提供を増やそうという思いから、州教育省(DOE)が発表したもの。州内の70校以上の公立学校で採用される。
DOEによると、4オンス(約118ミリリットル)のポイがカルアポーク、ロミトマト、パイナップルとともに子どもたちに提供される。2万3000食が用意されたが、あまりの人気ぶりに、追加の食材を供給してくれる農家を探しているという。
「ハワイの子どもたちはみんなポイを食べるので、これを普段の食事に取り入れたいと考えている」とDOEのランダル・タナカ氏は言う。「ポイが家庭で食べられていることは知っているが、学校でも提供すべきだ」。
オアフ島や隣島のいくつかの学校では、ウアラ(サツマイモ)を提供しているところもある。
当局は、ポイの提供を州内のすべての公立学校に広げたいと考えている。DOEは、地元産食材の供給能力について詳しく学び、将来的に地元の新鮮なポイを全校で定期的に提供できるようにするために、州内の地元業者と密に連携しながら取り組んでいくとしている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.5.17)