ハワイ州議会は、道路での違法な騒音を取り締まるための騒音検出マイクの導入予算として250万ドルを承認し、運輸局はこれを展開する予定であるとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
運輸局によると、違法な大音量の騒音を感知するマイクと、ナンバープレートの写真を撮るカメラが、交差点の信号などの既存インフラに設置される予定だという。
ホノルル市の騒音条例では、車から出る音が道路上の30フィート(約9メートル)の距離に届くほど大きい場合、初犯で100ドルの罰金を科すことになっている。この新法を推進したワイキキ代表のエイドリアン・タム州議員は、この装置は、多くの苦情が寄せられた違法マフラーを取り締まるためのものだと述べている。
運輸局によると、この騒音取り締りプログラムは、赤信号監視カメラと同様に、罰金は車の登録所有者に送られる仕組みになるという。なお、最初の設置は、騒音の苦情が多いマノアやカカアコ、ワイキキとなる可能性が高いが、設置までには少なくとも2年はかかるだろうと見られている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.5.11)