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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】皆さんはどんな節税をしていますか
●個人年金 (IRA–INDIVIDUAL RETIREMENT ACCOUNT)
大きく分けるとIRAとROTH IRAがあります。どちらかをお選びください。
●401K
勤め先で提供されていれば、是非加入してください。会社がマッチングしてくれるので、始めなければ損ですね。余裕があれば、IRAの両方をすることができます。拠出分は税金の繰り延べになるので、通常退職後の収入は下がりますので、税率は下がります。しかし会社が401Kを提供してなければ、IRAは必ず始めてください。アメリカには退職金制度がないので、自分で老後の対策をしなくてはなりません。準備していないと、一人分の老齢年金だけでは、家賃や管理費などの固定費を支払うとどれだけ手元に残るでしょうか?
●寄付
寄付する場合、ITEMIZEの確定申告になりますので、必ずレシートを保管しておく必要があります。
●タックスクレジット
色々なタイプのタックスクレジットがありますが、自ら申請しなければ、もらえないものです。CPAとご相談の上、どれが適用するかご確認ください。
●副業
ハワイでは物価が高いので、仕事を2つや3つ持っている方が多いようですが、副業をすることにより、色々な節税対策ができます。車、ホームオフィススペース、備品、通信費などを経費扱いにできます。
退職後、税金申告をしないでビジネスをしている方がいます。少しの収入でもきちっと申告していれば、コロナの時期に失業手当も支給されましたが、申告しなかった方には何も援助がありませんでした。
現役の時に自営業の方で給料を取らなかったり、あまり税金を納めていなかった方は、退職後つけが回ってきてしまいます。
老齢年金は生きている限り支給されるものですが、しっかり税金を納めていなければ、$1,000以下しか受け取っていない方もいます。退職後の生活が何年あるか見てみると、20年~30年はあります。一人でこの金額で生活するには無理があります。知人で自営業でしっかり税金を納め、70歳で退職し、老齢年金を受け取り始める方がいますが、老後の生活は安泰のようです。
現役の皆さんは今からでも遅くないので、将来に備えましょう!
(日刊サン 2023.5.10)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]