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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】ある日突然仕事を失ったらどうしますか?
私の経験ですが、2001年に人生で初めて失業保険を申請することになりました。その時は1年半のフリーダムとなり、ルンルンでした。
COMP USAへ通って基礎からコンピューターの勉強をするチャンスがありましたが、いつまでもふらふらしていることもできず、仕事を探し始めたのは50歳の頃でした。一生懸命勉強して、次の仕事に備えようと頑張っても、過去のお給料が高かったこともあり、なかなかいい仕事につけませんでした。やはり雇用主は若い方を雇用するので、仕事探しの難しさを実感しました。結局不動産の資格があったので、不動産会社に就職しました。
そこで気が付いたことは、若くなければ就職が難しいということと、何かの資格が無ければ簡単に仕事は見つからないということです。
私の周りでコロナの時期に仕事を無くした方には、介護の資格を取るよう勧めました。毎日約10,000人以上の方がシニアの仲間入りをしています。高齢になると介護のヘルプを受けなければ、生活できない方もいます。実際子供がいても、そばに住んでいなく、アメリカ本土にいれば、助けてもらうことができません。
先日ウエディングの仕事をしていた方にお会いしたら、現在は介護の仕事で忙しく、手が回らないと言っていましたので、是非自分に合った仕事を探してみてください。
仕事を失った時の備えとして、
- 常に実際かかっている月経費と収入を確認すること。
- 緊急ファンド(毎月の経費の6~8ヵ月位)を常に用意しておくこと。
- 州が提供している連邦州プログラムを通して失業ベネフィットを受けることができるので、
調べておく。
今回のコロナの時期に仕事を無くした方の中でも、65歳になった方は健康保険の心配もなく、MEDQUESTからMEDICARE、そして多くの方はMEDICAIDが査定なく支給されているようです。
老齢年金も受け取る資格はありますが、老齢年金を受け取る開始年齢は62歳からですので、60歳前後の方は待たなくてはならず、満年齢の67歳よりも前に受け取るとかなり目減りすることになります。
一生受け取ることができる年金ですので、受け取る時期は慎重に決める必要があります。
(日刊サン 2023.4.5)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]