【世界のこぼれ話】「お気に入りのマヨネーズがなくなる」と市民が買い占め 南アフリカ
アメリカで有名なマヨネーズといえば「ヘルマンズ・オリジナル・マヨネーズ(Hellmann’s Original Mayonnaise)」で、世界各国に輸出も行っている。
豊かでクリーミーな味わいの人気のマヨネーズだが、それが南アフリカ共和国で手に入らなくなるというニュースに市民が驚き、買い占めを行っているとフォックス・ニュースが伝えている。
たかが調味料と言うのは簡単だが、南アフリカの人々にとっては本当に大きな問題のようだ。
ソーシャルメディアは大炎上しており、「一体どういうことだ?」「すべてが変わってしまう」「メルトダウンだ」というコメントが並んでいる。
地元のスーパーマーケットの棚は空になっているという。
製造元は「ユニリーバ」という多国籍企業で、同会社のアカウントで発表されたツイートがすべての原因だ。
「美味しいヘルマンズ・マヨネーズにサヨナラを言うのは悲しいことですが、輸入コストの価格高騰により、当社は南アフリカにおけるヘルマンズの販売を終了することになりました」
実際にはまだ販売終了にはなっていないのだが、ニュースを聞いた市民が買い占めを始めているため、争奪戦となり、オンラインでの販売価格は他のブランドより30%ほど高値となっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.2.1)