英国のリシ・スナク首相は19日(木)、移動途中の車両でのソーシャルメディア用の動画撮影中にシートベルトを着用していなかったことについて謝罪をしたとAP通信が伝えている。
ただし、首相が直接謝罪をしたのではなく、報道官を通しての謝意の発表だった。
ジェイミー・デイビス報道官は会見で、「首相は、『今回の件を過ちだったと認め、謝罪する』と言っており、すべての人がシートベルトを着用すべきだとしている」と述べた。
英国では移動中の車両でシートベルトを着用しなかった場合、最高500ポンド(およそ79,000円)の罰金刑となる。
また、スナク首相は当日、英国北西部から北東部までの移動に飛行機を利用したが、飛行時間がたった28分間という近距離で国民の税金で賄われている公用機を使ったと批判を浴びている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.19)