7日(水)、マウナ・ロア火山周辺の侵入禁止エリアに入った男性3人に違反チケットが切られたとKHON2が伝えている。
州土地自然資源局(DLNR)によると、一般市民の安全を考慮し、火山の噴火開始後からダニエル・K・イノウエ・ハイウェイ脇のエリアは立ち入りが禁止されているという。
現在は近くに溶岩が流れており、そこに3人の男性が徒歩で侵入していたところを陸軍の取締官が発見した。
DLNRでは、ソーシャルメディアに投稿された人物や溶岩の写真を元に、他にも同様な違反を行った個人や団体がいるのではないかと捜査を開始している。
侵入禁止地区に入ったことをソーシャルメディアに投稿したために、危害を加えるという脅迫を受けた人々がいるとの報告もあるという。
DLNRの担当者は、「マウナ・ロア森林保護区と溶岩流出地区が閉鎖されているのは、噴火活動によって人々が深刻な負傷、あるいは死亡する可能性があるからだ。そのような危険な区域に入って負傷した場合、救助に向かう隊員の命も危険に晒すことになる」と注意を呼びかけている。
今回の違反者3人は、来年1月20日にヒロの地方裁判所に出廷することになっている。
軽微違反が確定すると、最高30日間の禁固刑、あるいは500ドルの罰金となる可能性がある。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.9)