【ハワイニュース】ホノルル市がワイキキ・ビスタ・ビルディング購入 低所得者向け住宅に
ハワイ東海インターナショナル・カレッジが所有していた建物が、近く低所得者向け住宅(Affordable House)になる見込みだ。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、リック・ブランジャルディホノルル市長は1日、低所得者向け住宅建設のため、ホノルル郡がワイキキ・ビスタ・ビルディングを3,775万ドル(約55億6千万円)で購入したことを発表した。
ワイキキ・ビスタ・ビルディングは2017年、ハワイ東海インターナショナル・カレッジが投資企業に売却したもので、現在はハワイ・パシフィック・カレッジの学生寮として使用されている。2022-2023学年度の終わりに明け渡される予定。モイリイリのカピオラニ・ブールバード沿いにある19階建ての建物で、敷地面積は17万2,036平方フィート(1万6千平方メートル)。
ブランジャルディ市長は、声明の中で次のように述べた。
「ワイキキ・ビスタ・ビルディングの購入は、ホノルル市・郡がこれまでに行った中で、最大で最も重要な低所得者向け住宅プロジェクトです。108戸の住宅が入る予定です。オアフ島の住民の皆さんに、住宅を低価格で提供するという私たちの基本的かつ強力なコミットメントはこれからも続きます。今後は、高齢者向け住宅、社宅、賃貸履歴がない人向けの賃貸住宅の建設、提供も計画しています」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.11.2)