オレゴン州在住の白血病患者の女性が、ハワイで骨髄移植のドナーを探しているとKHON2が報じている。
日本人と中国人の混血のカーラ・リーさんは、本土では骨髄や造血幹細胞のドナーを見つけるのが難しいという。リーさんは、「8月からさらに疲れを感じ始め、気を失うこともある。昼寝が多く、今日のように、2時間ほどしか起きていない日が多くなった」と話した。
骨髄バンク「Be The Match」は、現在、リーさんのドナーを探している。ドナーになるには、提供する患者と特定の遺伝子型が一致することが必要で、通常は同じ人種の人々が一致する。リーさんは、ハワイに住む人々の人種が多様なことから、ハワイで自分のドナーが見つかるのではと期待している。
希望者は、オンラインでドナー登録することができる。登録後に郵送されてくるキットの中の綿棒で頬の内側をこすり、送り返してDNAの一致があるかどうかを調べてもらう。一致があれば提供が決まる。
Be The Matchでは、世界中の白血病患者にドナーを提供しており、同団体ボランティアのプウオネ・ジョンソンさんは、「提供時は比較的痛みが少なく、非常に熟練した知識豊富なスタッフが対応する」と話した。
18歳から40歳までの人が登録できるが、1度登録すれば60歳まで骨髄や造血幹細胞を提供し続けることができる。Be the Matchによると、まれに1人で2人の患者に提供できることもあるという。登録方法の詳細はこちらまで:
https://bethematch.org/become-a-donor/?gclid=Cj0KCQjwwfiaBhC7ARIsAGvcPe4TuSwf0UxOVh71XbhK54YiOzJLLoPBBMPp69-NPTtfT8S0szIQzKkaApQYEALw_wcB
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.10.31)