ホノルル郡で、新たに2カ所のドッグパークが建設されているとKHON2が報じている。
アラモアナに近いカカアコエリアのコロワル公園では毎夕、犬を連れた飼い主が自然と集まり、人も犬も交流を楽しんでいる。州の計画によると、この公園の敷地の一部がリードなしで犬が遊べるよう整備される予定だ。
公園に集まる飼い主たちは、このニュースにとても喜んでいる。飼い主の1人は「犬たちが道路に飛び出さないよう整備されている場所で、犬同士が一緒に自由に遊べたらいいと思う。子どもが遊ぶエリアと分かれているのもとてもいい」と話した。
ハワイ・コミュニティ開発局のエグゼクティブ・ディレクター、クレイグ・ナカモト氏によると、州予算のうち、既に200万ドル(約3億円)がコロワル公園の整備のアップグレードに割り当てられている。
予定されている整備には、小型犬、大型犬それぞれのエリアと、照明、給水ホース、フェンスが含まれている。当局は、来年1月に請負業者の選考を開始し、来年末までの完成を目指しているという。
また、オアフ島東部カイルアのハマクア・ドライブ沿いに広がる8エーカー(約3万2,000平方メートル)の区画の一部をドッグパークにする計画も進められている。クリス・リー州議員によると、ホノルル郡とハワイ州が今年初め、カイルアのドッグパーク建設計画の推進に合意した。
これを受けて、ハワイ国土資源局(Hawaii Department of Land and Natural Resources)は、区画の土地所有者から州への土地の引き渡し手続きを進めている。
カイルア・アニマル・クリニックのメディカル・ディレクター、キャンディス・デナムさんは、飼い犬を他の犬と遊ばせる前に、リードにつないで周辺を散歩させ、他の犬に快く迎えられているかどうか確認することを勧めている。デナムさんによると、ドッグパークで犬を遊ばせる際は、犬が飼い主の言うことをよく聞くようトレーニングされている必要がある。また、万が一のため、犬のワクチン接種は必須とされている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.10.19)