物価が高騰し続けているハワイ州では、多くの住民がよりよい暮らしを求め、カリフォルニア州、テキサス州、ワシントン州などの本土に移住している。

KHON2の報道によると、一方で、物価高騰を承知の上で本土からハワイに移住する人々もいる。

アメリカ国勢調査局によると、2018年から2019年の2年間で米本土からハワイ州に移住した人の数は推定で4万9千人。一般データ調査機関UHEROによると、ハワイ州から米本土へ移住した人の数は2018年の1年間で6万7,293人と、ハワイに移住した人の数を大きく上回っている。

米コミュニティ調査プログラム(ACS)は2020年、2019年にハワイに移住した人数を発表し、2021年のハワイ州データブックに掲載された。州データブックによると、移住先としてハワイを選んだ人々の移住元として、最も多かった上位20州は次の通り。

ハワイへの移住元上位20州（2019年）

1. カリフォルニア州
   ハワイへの移住者数（以下略）1万954人、同州からの総移住者数に占める割合（以下略）22.3%
2. ワシントン州
   4,322人、8.8%
3. ノースカロライナ州
   3,524人、7.2%
4. バージニア州
   3,107人、6.3%
5. ネバダ州
   2,641人、5.4%
6. コロラド州
   2,190人、4.5%
7. ニューヨーク州
   1,940人、3.9%
8. フロリダ州
   1,858人、3.8%
9. ジョージア州
   1,836人、3.7%
10. テキサス州
    1,667人、3.4%
11. オレゴン州
    1,613人、3.3%
12. アイダホ州
    1,294人、2.6%
13. オハイオ州
    1,271人、2.6%
14. アラスカ州
    907人、1.8%
15. アリゾナ州
    803人、1.6%
16. ユタ州
    772人、1.6%
17. ミズーリ州
    729人、1.5%
18. ニュージャージー州
    668人、1.4%
19. モンタナ州
    625人、1.3%
20. テネシー州
    586人、1.2%