【世界のこぼれ話】赤ちゃんのおしり拭きに見せかけたコカイン押収 テキサス州
米国税関国境警備局(CBP)が先月26日、赤ちゃんのおしり拭きに見せかけた積荷に約700キログラムのコカインが隠されているのを発見したとNPRが報じている。
ニュースリリースによると、この事件はラレド–コロンビア連帯国際橋で発生。アメリカとメキシコの国境沿いにあるリオ・グランデ川を跨ぐこの橋は、テキサス州ラレドとメキシコのヌエボ・レオン州を結んでいる。
当局によると、ラレド–コロンビア連帯橋のCBP職員が、二次検査のため赤ちゃん用おしり拭きの積荷を運ぶトレーラーを止め、麻薬探知犬がコカインを発見したという。
重さ1,532ポンド(695キログラム)のコカインが1,935個のパッケージに隠されており、末端価格は1,180万ドル(約16億6,000万円)に上るという。
ラレド入国港のアルベルト・フローレス港長は、「今回のような麻薬の押収は、国境警備管理下で頻繁に起こっている」と述べた。
現在、米移民関税執行局(ICE)の特別捜査官が、押収されたコカインを詳しく調査している。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.2)
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