パンデミックのため学校が遠隔授業を行っていた2年間、島内の交通渋滞はかなり緩和されていたが、来週からは以前の状態へ戻ることになる。
22日(月)から、ハワイ大学と私立学校へ通う、およそ5万人が通学を開始するとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
リック・ブランジャルディ市長は、「新学期開始時には、路上に多くの車があふれて大変な状況になることは皆さんもご承知のことと思います。遅れや、様々な影響が出るので、それを少しでも緩和しようと対策を検討しています」と述べている。
ザ・バスでは、渋滞緩和のために、オアフ島内の25カ所で急行路線(Express route)を追加運行する。
また、22日から26日までの5日間、ホロ・カードを利用すれば、運賃は免除され、また、同期間中はカードの購入手数料も無料となっている。
ザ・バスの乗車率は、パンデミック中に40%も減少しているが、市当局は、今後は上昇すると見ているという。
州運輸局のエド・スニッフェン氏は、「ハワイ大学や私立学校が授業を開始すると、25分だった所要時間が45分になります。通勤時には、今まで以上に時間がかかることを念頭に、運転してください」と呼びかけている。
オアフ島では現在、パリ・ハイウェイ、リケリケ・ハイウェイ、ワヒアワ、ノースショアなどで、大規模な道路工事が行われている。
来週からの通勤通学には、時間に余裕を持って安全に注意を。
最新のバスルートとホロ・カードについてはこちらから。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.16)