ハワイは生活するのにお金がかかるところだ。
食料品、ガソリン、電気代、どれをとってもアメリカ本土と比較すると高い。
しかも、常夏の島とあって、1年を通して気温は華氏80〜90度(摂氏27〜32度)になるため、エアコンを使う頻度も高くなる。
エアコンを利用すれば当然のことながら電気代がかさむ。
商品やサービスなど様々なものを比較する「ファイダー(Finder)」というウェブサイトがアメリカ各州の光熱費を比較したところ、ハワイ州は高額な州第1位となったとKHON2が伝えている。
ハワイの光熱費(電気代と天然ガス料金の合計)の平均は1カ月321ドル(およそ43,000円)、1年で3,856ドル(およそ52万円)となっている。
これを少しでも低く抑えるにはどうしたらよいか。
まず、電化製品を節約型(エナジー・スターがついているもの)に変えることで、5〜10%が節約できる。
次に、電球をLEDに変えることで1年で75ドル節約できる。
使っていない電化製品でも、待機中だったり、スイッチランプが点灯していると電気代がかかるため、こまめにコンセントを抜くこともひとつの手だと言う。
例えば、スマホの充電器をコンセントに入れたままの状態だと、1年で4〜5ドルかかる。
一方、最も光熱費が安い州はアイダホ州で、1カ月の光熱費は104ドル(およそ14,000円)とハワイの1/3以下だという。
この調査の詳細についてはこちら。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.28)