オレゴン州ユージーンで世界陸上競技選手権大会(通称:世界陸上)が開催されているが、トラック競技中に注目を集めたのは、空を飛ぶ鳥だったとフォックス・ニュースが伝えている。
軍用機の名称として使われている「オスプレイ」は、日本語では「ミサゴ」と呼ばれるタカの一種だ。
魚を好んで食べることから別名ウオタカ(魚鷹)とも呼ばれる。
オスプレイは大型だが、体躯は細く、すらりと伸びた羽と比較的長い足が特徴だ。
地上から見るとMの字のような形で飛行する。
世界陸上が開催されているオレゴン州立大学法科大学校の競技会場の上空を飛ぶ、ヒナから大人になったばかりの若いオスプレイの姿をカメラが捉え、競技場の大スクリーンに映し出された雄姿に観客席から大歓声が上がったという。
オスプレイは以前、競技場の支柱に巣を作っていたが、2014年に、餌として足に掴んでいたマスを競技場に落とすという事件があり、大学の柱へ移動されていた。
カリフォルニアから来ていた観衆のひとりは、「ヒナが飛ぶ準備をしているのを見ていました。本当に感動しました」と語った。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.25)
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