ハワイ島では、先週銃撃によって亡くなった安倍晋三元首相の弔問のための記帳所が設置されているとKIHON2が伝えている。
記帳所は、ハワイ島ヒロとコナの役所内に設置されており、7月15日まで一般市民がメッセージを記帳することができる。
ミッチ・ロス市長は、「日本の皆さんに対して何か伝えたい気持ちを持っている一般市民の方々には、ぜひ役所に出向いて、そのメッセージを記帳していただきたい。安倍元首相は、ハワイにとってもアメリカ合衆国にとっても友人でありました。州内には、突然の訃報に衝撃を受けた人がたくさんいます。立場に違いがあっても、皆で暴力に立ち向かい、日本の皆さんと共に追悼の意を表しましょう」と述べている。
ヒロの日本名誉総領事であるアート・タニグチ氏は、「安倍元首相は、国内においても海外においても尊敬を集めた人物で、ビジョンを持った偉大な指導者の逝去を世界中が悼んでいます」と述べている。
7月15日までに記帳されたものは、ホノルルにある日本国総領事館を通じて、日本へ送られることになっている。
ハワイ島は、2011年に10万戸以上が地震で壊された東日本大震災の際にも、記帳所を設置している。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.12)