6月28日(火曜日)、ホノルル消防署に新しい仲間が就任した。
メスのゴールデンレトリバー「イブ」(2歳)は、何が火災の原因となったのかを嗅ぎ分けることができる火災探知犬だ。
州では3匹目だが、現在活動しているのはイブだけだ。
イブは、一緒に活動するハンドラーとともに、200時間の訓練を受けている。
消防署長のシェルドン・ハオ氏は、「高度なスキルと規律を備えているイブが仲間に加わることを嬉しく思っています」と述べた。
イブは、発火性の液体一滴を嗅ぎ分けることができるというスキルを、就任式で披露した。
世話をして活動をともにするハンドラーのマイカ・アンチェタ氏は、「仕事は、朝8時から夕方4時までという類のものではなく、24時間体制です。火災が起これば出動要請が来るので、いつでも準備をしておく必要があります」と述べている。
リック・ブランジャルディ市長もイブの就任に祝いの言葉を述べている。
「イブが消防隊に加わってくれたことを喜ばしく思っています。イブの活動を含め、あらゆるツールを備えた素晴らしい消防隊です」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.29)