アメリカ食品医薬品局(FDA)による正式承認後、米疾病予防管理センター(CDC)が生後6カ月から5歳までの子供に対する新型コロナワクチンを推奨したことで、州衛生局も幼児へのワクチン接種を承認したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
衛生局では、27,500回分の子供用ワクチンをすでに注文しており、州内の病院や小児科医院、クリニックに配布される見通しだ。
ハワイ・パシフィック・ヘルスでは、6月25日(土曜日)から、ファイザー製ワクチン接種を開始するという。
カピオラニ・メディカル・センターでは、今週末の土曜日と日曜日の両日、午前8時から午後4時まで接種が行われる。
7月9日(土曜日)、10日(日曜日)には、カピオラニ高校で臨時のワクチン・クリニックが開設される予定だ。
予約の際には、まず保護者の同意が求められ、接種の際にも身分証明書を持参した保護者の付き添いが必要となる。
ロングスドラッグスでは、6月28日(火曜日)からアメリカ国内にある1,100カ所のミニッツ・クリニックで、生後18カ月から4歳までを対象にファイザー製ワクチン接種を開始すると発表している。
予約はこちらから:
MinuteClinic.com
ウォールグリーンでも、3歳以上を対象に、ファイザー製とモデルナ製のワクチン接種をもうすぐ始めるとしている。
予約はこちらから:
walgreens.com/schedulevaccine
幼児に対するワクチン接種を歓迎する保護者がいる一方で、ためらいの声も上がっているという。
カイザー・ファミリー財団の調査では、20%の保護者がすぐにワクチンを接種させると答えているが、38%は「様子を見る」、27%が「絶対に打たせない」と答えている。
州衛生局では、子供へのワクチン接種に対する回答集ビデオをユーチューブで公開し、保護者の不安を払拭しようとしている。
モデルナ製ワクチンは、4週間の期間をおいて2回目の接種が必要で、ファイザー製は3週間の期間をおいて2回目、その後、8週間後に3回目の接種が必要だ。
ハワイ州のコロナについての情報はこちらから。
https://hawaiicovid19.com
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.21)