州衛生局では毎週水曜日に前週7日間分の感染状況の報告をしているが、6月15日(水曜日)の最新情報をホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
先週の新規感染者数の1日平均は976人で、その前の週の1,085人からさらに減少している。
これで2週連続での減少となった。
陽性率も19.2%から18.9%へ下がり、これは2カ月ぶりの減少となっている。
一方、新型コロナ感染の入院患者数は、190人から218人へと増加している。
そのうち10人が集中治療室、5人が人工呼吸器を装着している。
同局の広報担当ブルックス・ベイアー氏は、「1日の新規感染者数平均が、わずかではあるものの2週間連続で下がったことを喜ばしく思っています。波がおさまったと認識しており、感染数は減少を続けると見ています。ただし、米国疾病予防管理センター(CDC) では、オアフ島、マウイ島、カウアイ島の感染レベルを引き続き「赤」とみなしていることを忘れないでください」と述べている。
ハワイ島の市中感染危険度は「中程度」となっている。
これらの数値は、家庭でのコロナ検査キットの結果を含まないために、実際の感染数はさらに高いと考えられるが、確実な数値を知る術はないという。
「実際にはさらに多くの感染者がいると思われます。感染はまだ続いているので、マスク着用、ワクチン接種、追加接種、大勢で集まらないなど、正しい判断をするようにお願いします」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.16)