【ハワイニュース】自宅の中を銃の弾丸が通過 カイルア タンタラスでも別の発砲事件
5月30日(月曜日)午後9時ごろ、カイルアのオロマナ・ストリートにある住宅の中を弾丸が通過するという事件が起こったとKHON2が伝えている。
弾丸は住人女性のそばを通過したものの、この事件でケガ人は出ていないという。
住人のボビーさんは、今回の事件で大きなショックを受けた。
「ただもう『バーン』という音がして…。ベッドに横になって映画を観ていた時に、突然爆発音がしてガラスの破片が飛び散り、体にも当たりました。最初、誰かが窓ガラスに石を投げつけたのだと思いました」
ところがそれは、家の中を通過した弾丸だったのだ。
発砲された弾丸は、家の外壁を通過してクローゼットの中に入り、内壁にかかっていた額縁を通って壁を破り、壁の反対側にかけられていた写真の額縁を通って、ボビーさんが横になっていたベッドの足元に落ちた。
ガラスの破片は窓ガラスではなく、弾丸が通過した額縁のガラスだった。
「一体何が起きたのかわかりませんでした。でも、弾丸が自分の家の中に入ってくるなんて信じられません。本当に恐ろしい出来事です」
その数時間前にはタンタラス・ドライブで別の発砲事件が起きていた。
近隣住民宅の防犯カメラの映像によると、1台の車が通り過ぎようとしたその瞬間に、助手席の人間が窓から手を突き出して空に向かって銃を発砲している。
防犯カメラの所有者である女性は、「自室にいたところ大きな爆発音がしたので飛び上がり、すぐに防犯カメラをチェックしました。黒い車が走り去る様子が写っていました。家の前で2回発砲すると、道を少し下っていき、そしてまた2発撃ちました。その時、私の父は家の前で庭仕事をしていて…こんな恐ろしいことが起こるなんて信じられません」と述べている。
その後、弾丸1発は路上で発見されている。
警察では、2件の無謀危険事件として捜査を開始している。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.1)