高価な電気自転車や電気ダートバイク(オフロード用バイク)を取り扱っている店舗に強盗が押し入るという事件が起こっているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
4月27日早朝にカポレイにある「Ebikes Hawaii」に二人組の強盗が押し入ったのが防犯カメラで確認されたが、およそ1週間後の5月6日(金曜日)にも同じ店舗で盗難が起こった。
最初の盗難で合計24,700ドル相当の電気ダートバイク4台が、2度目はヘルメットやバイク用品が盗まれたという。
被害にあった店舗の近くにある「バイクファクトリー・ハワイ」という店も4月20日に電気自転車3台の盗難に遭っている。
カポレイ店のマネージャーは、「キャンベル工業パークというこの地区全体が狙われています。ほとんど毎晩、どこかに強盗が入っているのです」と述べている。
ホノルル警察報道担当官ミシェル・ユー氏は、「警察は、この地区で起こっている強盗事件について、パーク運営者とテナントの協力のもとに、積極的に捜査を行なっています。電気バイクの人気が高まっているため、取扱店舗がターゲットとなっています。警察としては、防犯カメラと防犯システムの導入を推奨しています」と述べている。
電気ダートバイクは今大人気の商品で、盗まれたバイクは1台5,250ドルから8,950ドルだ。
強盗に入られた店舗では、商品が盗まれただけでなく、倉庫の鉄製ドアや店のガラスドアを破壊され、修理をしなければならない。
クライム・ストッパーズでは、もしフェイスブック・マーケットプレースやクレイグズリストなどのウェブサイトで、中古バイクを破格の値段で販売している人がいたら注意するよう呼びかけている。
電気バイクの盗難に関する情報は、クライム・ストッパーズ(電話808-955-8300)まで。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.11)